振袖力アップ講座-初級編
今回のテーマは着付についてのご紹介です
成人式で振袖のお支度をする時、
和装小物の名前と物自体が一致しない、そもそも和装小物が分からない、
そんな方も居られると思います
まず、着付に必要な和装小物の名前を写真付きでご紹介します
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【振袖着付に必要な和装小物】
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①前板
帯の下で土台となります
前板を締めることで帯の表面にハリが出て、綺麗に見えます
※着付師さんによって後板が必要な場合もあります
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②帯枕
帯結びの土台を作ったり、形を整えて飾り結びのボリュームを支えたりします
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③足袋
足袋は着物を着る際の靴下のようなものです
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④三重仮紐・四重仮紐
帯の飾り結びを豪華にするために使うものです
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⑤コーリンベルト
衿の着崩れを防いでキレイに整えるために使います
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⑥衿芯
衿芯は長襦袢の襟の部分の中に入れて使うものです
これを入れることで衿に芯が通り、しっかりと衣紋が抜けたキレイな衿になります
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⑦伊達締め
伊達締めは腰紐の上から結んで腰紐を安定させる役割があり2本使用します
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⑧腰紐
着物本体の着付け以外にも、補正に使ったり
身長に対して長い長襦袢をたくし上げるために使ったりします
プルミエールでは基本3本使用し
長襦袢が長い場合はさらに1本使用します
※腰紐を使う本数は、着付師さんによって変わりますので
事前に確認してくださいね
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⑨補正パット
着物は寸胴の体型のほうがキレイに仕上がるので
体の凹凸を少なくするため腰パットや薄手のフェイスタオル、カット綿等で補正をしていきます
※後ほどご説明致します補正の仕方は着付師さんによって変わります
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次に、肌襦袢
長襦袢の下に着る、下着です
肌襦袢は2種類あります
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◎肌襦袢・裾よが上下に分かれたセパレートタイプです
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◎きものスリップは上下がつながったワンピースタイプです
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どちらのタイプでも大丈夫ですが、ワンピースタイプは
小柄な方には丈が長い場合がありますのでご注意ください
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以上で和装小物は揃いました
次に補正・長襦袢の着付方をご説明致します
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当日の着付は、お母様やおばあ様が着付をされる方もおられると思います
最近のお嬢様は、振袖や着物を着慣れているという方はすごく少ないと思います
お嬢様達のお話を伺っていると「夏に浴衣を着るくらい」・「七五三で着たのが最後」
というお声を良く聞きます
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成人式当日、朝早くから支度したのに着崩れてしまわないように
いくつかのポイントをご紹介致します
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【振袖着付の重要ポイント!】
◎補正をしっかりいれる
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振袖を着るときは、なるべく寸胴体型に補正をすると着姿が綺麗に整います
最近のお嬢様はスタイルが良いので、ウエストの補正は必須です!
タオルや腰パット等でしっかり補正しましょう
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胸元や胸下、肩甲骨あたりにも補正のタオルやカット綿を入れます
くびれやくぼみを埋める感じです
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特に、胸が大きいと襟元が開いてしまう原因にもなってしまいますので
サラシや和装ブラジャーで胸を抑えていただくのもお勧めです
凹凸を無くし、しっかり補正ができたら
次は長襦袢
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◎長襦袢
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まずは、衿芯を左右対称に入れましょう
衿芯は固めがオススメです
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衿先を左右合わせ
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背中心を背中の中心になるように合わせ
衿の衣紋抜きは握りこぶし1つ分位空けます
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・抜きすぎても、抜き足らずでもダメ
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衣紋、背中心がずれないように持ちます
※ピンチの所
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下前(右手側)を胸の上を包み込むようにあわる
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引っ張りすぎて衣紋がつまらないように
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上前(左手側)も胸の上を包み込むようにあわる
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振袖の衿合わせは90度
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身八つ口から手を入れ
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左右対称になるように整え
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腰紐で結びます
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なるべく上で結ぶと衿が崩れ難くなります
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衿崩れ原因のしわは背中心をずらさず左右にしっかり伸ばしましょう
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着崩れやすい 着崩れにくい
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着崩れやすい 着崩れにくい
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前も同じようにしっかり伸ばしましょう
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最後にもう一度整えます
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衣紋が詰まらないようにしっかり持って
衿を矢印の方に引っ張り、たるみや浮きがないように
体にピタッと沿うように!!
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しわが伸びたら伊達締めを結んで長襦袢の着付けが出来上がりました
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振袖や着物を綺麗に着る為には、補正と長襦袢が最も重要になってきます!!
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補正と長襦袢がきっちり着付けが出来ていないと
振袖をいくらきっちりと着付けしても綺麗には仕上がりません
そして、着崩れの大きな原因になります・・・
肌荒れ状態でファンデーションを塗っても綺麗には付かないですよね
それと同じです
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今回は初級編と言うことで、和装小物、補正、長襦袢まで
ご説明させていただきました
次回は振袖の着付けをご紹介したいと思います
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長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました